ミズノの海外限定モデル「モレリアネオ3 PRO」についてのレビューになります。
モレリアネオ3は、海外で「モレリアネオ3 JAPAN」、「モレリアネオ3 ELITE」、「モレリアネオ3 PRO」の3種類が展開。
この中で、「モレリアネオ3 PRO」は、一番下のテイクダウンモデルとして位置付けられています。
スパイク好きの自分としては、基本的にトップモデルしか持っていないため、正直なところ「モレリアネオ3 PRO」に、最初は全く興味がありませんでした。
そんな中、先日、東京の国立競技場前に店舗を構える「俺の足」さんに伺ってきました。
「俺の足」さんは、海外限定の珍しいスパイクを多数取り揃えており、国立競技場がサッカーの聖地であるように、スパイクマニアにとっては同じく聖地のようなお店です。
そこで、本当に軽い気持ちで「モレリアネオ3 PRO」を試着してみましたが、良い意味で「モレリアネオ3 JAPAN」とは、全く別物なスパイクであることに驚かされました。
スパイクの位置付けが違うので、別物なのは想像していましたが、想像以上に自分の足に心地良くフィットしたからです。
その結果、思わず購入を即決してしまいました。
「モレリアネオ3 PRO」は、「モレリアネオ3 JAPAN」と比較して、
・カンガルーレザーが多少固め
・履き口の人工比較が固め(BFレザー非採用)
・踵部分の収まりに少し余裕がある
・サイズ感はやや小さめ
・アウトソールが初代モレリアネオのもの
・スパイクの重量が約40g重い(238g/27cm)
などの点が、大きな違いです。
というか、これだけ違えば、完全に別物のスパイクになりますよね。
サイズ感の補足ですが、僕は「モレリアネオ3 JAPAN」の27cmでは大き過ぎ、26.5cmでは逆に小さ過ぎと、どうにも足に合わなかったのが、「モレリアネオ3 PRO」の27cmはピッタリと足にフィットしました。
ただ、デザイン的には、自分が購入したピンクの珊瑚カラーは、爽やかで良かったのですが、「モレリアネオ3 JAPAN」に採用されているヒールカウンターの抜き部分が、プリント仕様で多少チープなのは気になりました。
それでも、履き心地が本当に良く購入に至りましたが、上記の「モレリアネオ3 JAPAN」との違いは、「スパイクの保形性」や「フィット感」にプラスに働く可能性もあるという意味で、必ずしもデメリットではないかと思います。
ちなみに、自分が購入した「モレリアネオ3 PRO」はインドネシア製になりますが、店舗にあった別カラーの「モレリアネオ3 PRO」はベトナム製で、明らかにインドネシア製のスパイクよりもフィッティングが劣っていました。
店主の方ともお話しましたが、最近は国内製であっても、スパイクの個体差がかなりあるようでした。
「生涯サッカー」のためにも、やはりスパイクは、実際に試着してからの購入が大切になりますね。
最後までお読みいただきありがとうございました!